実用材料の高性能・高機能化

実用材料の高機能・高性能化: 研究

機械特性

　本研究室ではポリマーブレンドを用いて高分子材料の機械特性の向上を試みています。

多くの高分子は混ぜた際に互いに相溶せず、相分離構造を形成します。機械特性には相分離構造のドメインの分散サイズと二相間の界面接着強度が大きく影響すると考えられています。

　これらの要素をうまく制御すれば、単に混ぜ合わせた以上の物性を得ることができます。

　そのためにリアクティブプロセッシングや反応誘起型相分離等の手法を用いて優れた機械特性を有する材料の開発を試みています。